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この記事は2020年3月16日に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

総本山善通寺の「涅槃桜(ねはんざくら)」が見頃だと聞いて見に行ってきた

先日、善通寺市内へ取材に行ったので、「総本山善通寺」まで足を伸ばして満開の涅槃桜(ねはんざくら)を見てきました。

3月13日の様子

涅槃桜

涅槃桜

涅槃桜

涅槃桜

涅槃桜

涅槃桜

満開でしたが、木によっては散り始めていました。
桜の下でお孫さんの写真を撮る老夫婦の姿も。微笑ましい光景ですね。

涅槃桜とは?

品種名をミョウショウジサクラといいます。
ソメイヨシノにくらべ、1ヶ月近く早く咲きはじめ、その時期が釈迦の入滅した2月(旧暦:現在の3月)15日に近いことから涅槃桜と呼ばれています。1965年(昭和40年)、当時愛媛県文化財保護員であった八木繁一氏が愛媛県新居浜市黒島の明正寺(真言宗善通寺派)で発見し、品種名をミョウジョウジサクラと命名したもので、花の香りが一般的な桜より強いのが特徴です。
1973年(昭和48年)に、明正寺から弘法大師御誕生1200年を記念して総本山善通寺に贈られました。移植をかさね、現在、宝物館周辺や大駐車場付近を中心に約20本(2009年現在)が植えられています。

引用:総本山善通寺公式サイトより

涅槃桜 案内板

現地にも、このような案内板が出ていました。
一般的な桜より花の香りが強いらしいのですが、私は花粉症で鼻が詰まっておりますのでサッパリ分かりませんでした。でも美しさは目をみはるものがありましたよ。
それにしても、私が生まれた1973年からここにあるんですね。なんだか感慨深いものがあります。

境内の様子

善通寺 大師堂

コロナの影響でしょうか。こころなしか参拝者の数も少ないように感じました(ダジャレではありません)。

いろは塾 延期

このような影響も出ているようです。
「いろは塾」を含めた、中讃地区の新型コロナウイルスで中止・延期となったイベント情報については、こちらをご参照ください。↓↓↓
【中讃地区】新型コロナウイルス感染拡大防止のために中止・延期となったイベント一覧【6月10日更新】

善通寺 五重塔

五重塔の周りも、人影はまばらでした。
4月25日(土)~5月6日(水)に予定されていた「五重塔特別公開」も、今年は開催中止とのことです。

涅槃には、「すべての煩悩から解脱した悟りの境地」という意味もあるそうです。涅槃桜のはらはらと散りゆく花びらを見ていると、煩悩がひとつ、またひとつと消えていくような気持ちになりました。
・・・が、境内を出た瞬間に煩悩(食欲)に負けて、熊岡のカタパンを買いに行ってしまいましたとさ。えびせん旨かった!

熊岡菓子店のえびせん(100g 200円 税込)

熊岡菓子店 えびせん

「熊岡菓子店」は、また記事にしたいと思います。

なお、撮影に行った直後に雨が降ったり強風が吹いたりしましたので、記事をアップする日(3月16日)にはだいぶ散っている可能性もあります。悪しからずご了承ください。

場所

総本山善通寺は、地図だとこちら。↓↓↓