この記事は2020年6月16日に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。
綾川町高鉢山の『風穴』山の上の冷蔵庫
綾川町高鉢山を県道17号線の首切り峠より奥に進んで行くとポツンと現れる「高鉢山風穴」に行ってきました。
地図だとこちら↓↓↓
風穴とは
洞窟の内外で生じる気温差や気圧差により風の流れが生じ、洞口(洞窟の開口部、出入り口)を通じて体感的に速い大気循環がある洞窟の一形態である。
地中の空洞が、高低差のある複数の開口部で地表と結ばれている場合にも風穴現象が起きやすい。冬場、空洞内で比重が軽い温かく空気が上方の温風穴から吹き出し、その分、冷たい外気が下方の冷風穴から吸い込まれる。日光が射さない空洞内の空気と岩盤は温度が上がりにくいため、夏になっても冷気が漏れ出る仕組みである。引用:Wikipedia
登り口
首切り峠からの距離は3キロくらいで道幅も狭くなり、途中に現れる畜産施設付近では行き止まりかと勘違いしてしまいますが、ゆっくり進むとまた道が開けてきます。慎重に運転しましょう。
画像では先が見えなくなっている石階段ですが途中でカーブしているのと、当日は雨だったので見えづらくなっているだけで登る距離はそれほど高くなく体力面では心配するほどではなさそうです。
石階段を登りきるとすぐ見える休憩所を経て奥に進むと石積が見えてきます。この付近から足元が急激に冷えてきます。石積の奥からは温度差により水蒸気が凝縮されてできた霧が発生して幻想的な雰囲気をだしていました。
数か所に貼られていた注意書き通り、相当年式の入った石積だったので触らないようにしましょう。
風穴
注意書きから奥に進み左に曲がると四方囲まれた空間が現れます。当日は長袖を1枚羽織ってましたがここまで来るとカラダ全体で冷たさを感じ、5分ほどで「気持ちいい!」から「寒い!」に変わってました。
当日の気温は31度でしたが室温計を見ると8度を指してました。これだけの温度差だとたしかに寒いです。
ちなみにこの室温計、有志が置いてくれているそうで、近くの注意書きにも勝手に持ち帰らないようにとありました。
動画で見る
周辺の環境
風穴から少し奥に進むとキャンプ場が見え、辺りを見渡してみても所々にトイレやバーベキューが出来るところもありましたが現在は閉鎖中のようです。
自然に囲まれてとても気持ちいい場所ではありますが、ここに来るまでの道中は道幅も狭く枯れ葉や木の枝などが散々しているので運転には細心の注意が必要です。
住所:〒761-2206 香川県綾歌郡綾川町西分
駐車場:なし