この記事は2023年4月24日に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。
坂出市王越町の旧王越出張所が「クラフトビール醸造所」として生まれ変わる!2023年内にブルワリー開設を目指して準備中【動画あり】
坂出市王越町でクラフトビールを作る計画が進められています。その拠点として旧王越出張所が使われることとなりました。2023年内のブルワリー開設を目指して準備が進められています。
王越麦酒について
香川県内で讃岐うどん店の「こだわり麺や」を展開するウエストフードプランニングと、うどんの薬味には欠かせない青ネギなどの野菜づくりに取り組む日本農産が共同で立ち上げているブルワリーです。日本農産は、ウエストフードプランニング内のファーム事業部が分社する形で2015年に設立されました。
今回の王越麦酒には、そんなグループが一丸となってクラフトビールと農村の元気を作って行きたいという熱い思いがあります。
一足早く誕生したレモンのビール
坂出市王越町でのブルワリー開設を前に、王越町産のレモンを100%使用したクラフトビールを2022年11月、丸亀市のミロクブルワリーの協力のもと初仕込みを行いました。
レモンスーン 330ml×3本セット 2,640円(税込)
このネーミングには、Lemon、Monsoon、Soonの3つの言葉が潜んでいます。
それぞれの言葉に思いがあります。
レモン | 王越町は柑橘栽培の盛んな街です。第1弾のビールは柑橘を使ったビールを作りたかったそうです。 まちづくり・農業振興の方もこれからレモン栽培を軸に展開していこうという思いが込められています |
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モンスーン | 日本語では季節風です。蓋を開けた瞬間のレモンの風が抜けるイメージを合わせています。 このクラフトビール事業から王越に新しい風を吹かせるという意味も込めています。 |
Soon | もうすぐという意味です。まだ自社の醸造所を持っておらず、OEM (委託者商標による受託製造)でスタートを切りましたが、自社のブルワリーも準備が進められていることから、醸造所オープンはComing soon!楽しみに応援してほしいという願いを込めています。 |
やさしい味わいが特徴のセゾンスタイルのビールに王越産レモンをたっぷり加えることで、より爽やかで飲みやすいフルーツセゾンに仕上がりました。一度ビールの先入観を取っ払って飲んでみてほしいとのことです。
醸造所となる旧王越出張所
旧王越出張所は昭和51年に大改築を行い、平成23年度まで王越出張所として供用されていましたが、平成24年4月1日に旧王越小学校内に移転したことに伴い、ほとんど活用のない施設となっていました。それだけに、醸造所として新しい命が吹き込まれ活用されることに、地元の方たちも期待の気持ちが大きいようです。
「KBN×まるごと中讃つーしん」コラボ動画
情報を網羅する人気サイト「まるごと・中讃つーしん (まるつー:旧 丸亀つーしん)」 と、坂出・宇多津のケーブルテレビ局「KBN」、そして坂出・宇多津のコミュニティFM局の「エフエム・サン」がコラボをして動画内でさらに詳しくご紹介しています!!
「KBN × まるごと中讃つーしん」コラボ動画↓↓↓
これからレモンをはじめとする副原料の栽培はもちろん、麦の栽培にも挑戦し、耕作放棄地の再生にも取り組んでいきたいそうです。これからどのようなビールが生まれるのかという楽しみと同時に、ビールを通して王越町が熱く盛り上がっていくことを期待したいですね。
◇ 王越麦酒
住所:香川県丸亀市田村町1243-1
電話番号:0877-21-2580
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※内容等は記事作成当時のものです。