この記事は2024年1月29日に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。
丸亀城三の丸延寿閣別館で「城泊」に向けた工事が進められてる。一部通行止めもあるみたい
丸亀城三の丸延寿閣別館で「城泊」に向けた工事が進められています。
地図だとこちら↓↓↓
2024年1月21日(日)の様子
2年ほど前から度々メディアでも紹介されていますが、現在丸亀城では三の丸延寿閣別館を「城泊」として利用できるよう準備が進められています。
この日は丸亀城三の丸まで上がると、延寿閣別館より手前の公衆トイレがある辺りから立ち入り禁止のバリケードができていました。
工事内容は、丸亀城延寿閣別館の改修工事に加えて庭園の改修工事、支障木の撤去が2月中旬~3月中旬頃まで実施されてると記されていました。思ったよりも大規模な工事が進んでいるようですね。
上からの様子
上からどんな様子か覗いてみると、現在は建物を覆うように育っていた木々が撤去されてかなり見晴らしのいい外観へと変わっていました。建物自体も瓦や壁などの修復が行われてるようで、かなり綺麗になってる印象ですね。
庭園の改修工事も行われる予定ということで、広範囲で整備が進んでいきそうです。
上から眺めた景色ですが、延寿閣別館からもとても美しい丸亀城下町の街並みが望めるのではないでしょうか♪
交通規制について
見返り坂から上って三の丸にある公衆トイレから先へは進めなくなっており、工事車両が通るため注意書きの看板が立てられていました。
延寿閣別館側の搦手(からめて)口から南に向かって延びる坂道も通行止めとなっています。
延寿閣別館とは?
「延寿閣別館」は、旧丸亀藩京極家江戸屋敷の一部を移築したもので、内部は藩政時代の大名の生活がしのばれるように昔のまま保存されていました。
今回、歴史的建造物を保存していくことは、地域独自のまちづくりにおいてとても重要なことであると、老朽化が著しい「延寿閣別館」を改修し、宿泊施設として活用する城泊事業を始められています。
城泊事業について
城泊事業については、愛媛県大洲市の「大洲城(天守)」、長崎県平戸市の「平戸城(懐柔櫓)」、令和6年春から受け入れ予定の広島県福山市の「福山城(月見櫓)」など観光庁の専門家派遣事業等を通じて全国的にも広がりつつあり、丸亀城は4例目となる予定です。
海外でも古城のホテルがあるみたい
中世ヨーロッパの貴族になったかのように古城で優雅に過ごせる「古城ホテル」が数多くあるようです!
歴史的な建物で過ごすことで、当時の人々の生活や見える景色をより身近に感じることができるとあり、海外からの人気も高いみたいです。
オープン時期
2024年7月から受け入れをスタートする予定です。
宿泊客はJR丸亀駅から人力車で城へ移動したり、夕食には丸亀藩主だった京極家の家紋が入ったお膳で地元の食材を使った料理を味わったり、夕食後には天守を貸し切ってお酒などを楽しむことができるそうですよ♪
その他にも色んな体験メニューが考えられてるそうで、海外の方からはもちろんのこと県内外の方でも楽しめる内容になっているのではないでしょうか。
延寿閣別館の完成はもう少し先のようですが、どのような姿へと生まれ変わっていくのかも楽しみに待っていましょう♪
◇ 丸亀城三の丸 延寿閣別館
所在地:〒763-0025 香川県丸亀市一番丁
関連リンク:丸亀市 公式サイト
※開催日時等は記事作成当時のものです。