浜街道を運転中、休憩がてらに海でも見ようと多度津港にやってきました。
たまに多度津町を散歩してると昔ながらの風景が多く残っていて、(良い意味で)得体のしれない建物やお店を発見できて楽しいんですよね。
ここ多度津港付近でも少し歩くとさっそく古き良き時代を感じさせる「水田食堂」が現れました。以前グルメで立ち寄ったお店です。
今回は海を見にきたのでさらに港の奥へ足を進めます。
「水田食堂」に関する記事はこちら↓↓↓
多度津町東浜「水田食堂」のガラスケースから選ぶ料理
周辺の建物が少なくなってきた最奥付近までやってきたところ、さらに奥に伸びてる防波堤を発見。先には小さい灯台も見えてます。過疎ってるなと思ってましたがよく見ると先客で釣り人もいますね。
ちょっと奥まで行ってみようと思いながら、先程までダーッという表現が大げさでないくらいの大雨が降ってまして、地面がデコボコしてるのか靴が完全に浸かるほどの水たまりが行く手を阻みます。
ん?よく見ると入口付近に何やら看板が見えますね。
日本遺産「多度津湛甫」
ふむ、無知すぎて何のことやらわかりませんがとにかく日本遺産がこんなところにあるというのが驚きです。読み方は「タンホ?」もしくは「タンボ?」
読み方がわからないので検索してみたところ
「たどつたんぽ」
まさかの「ぽ」でした。湛甫とは「人工的な舟だまり」という意味だそうですが詳しい内容については割愛しますね。
閉めるとドゥゴ〜ン!と地響きまでしそうな頑丈そう門扉ですが一定の時間になると閉まるんでしょうかね?閉まる瞬間も見てみたいです。
一歩入ると左手に四角柱の先に錆びついた物が突き出してるオブジェが出現。深い水たまり、頑丈そうな門扉、そしてこのオブジェ。多感なワタクシは誰かがなにかのメッセージを残してるのかと勝手に想像しています(笑)
そしてこれ。何かを成し遂げたら波が荒くなってグゴゴーと音を鳴らしながらこちらに寄ってくるのか?無知なワタクシはもうゲームのキャラクターになったつもりです。まさか釣り人もひょっとして何かのメッセージを託してくれるのかと思ったり。
灯台の近くまで来ると脳内のゲームシーンは消え去りましたが、近代的な造船所のクレーンと石垣でできた防波堤の時代感のギャップに少し感動します。
帰り際に足元を見るとイヤホンが落ちてました。まさかこれもなにかのメッセージでは・・・
短時間の休憩でしたが一瞬現実を忘れてゲームの世界観を感じられて楽しかったです。ワタクシだけだとは思いますが(笑)
最後の門のところでふと日本遺産とはなんぞやと思ったんですが、簡単にいうと「風土に根ざした世代を超えて受け継がれるもの」だそうです。多度津町には他にも11ヶ所に日本遺産があるそうです。