この通りを通るたびに思うことがあるんです。
あれ歪んでない?
ちょいと疑問に思っても運転中なのでいちいち停車してまでは確認するまでもない件てありせんか?
しか〜し!このなんちゃでない小さな疑問を解決しようと重い腰をあげて解決しようと心に決めました!(そんな大げさな事でもない笑)
今回検証するのは宇多津のユニクロ付近から浜街道を横断している「歩道橋」です!
普段の移動手段のメインが車なのでこの階段なんてまず登る機会はありません。とても頑丈そうなコンクリートの塊で下から見上げるとかなり大きな階段です。
「こんな大きな階段を用意してくれているとは」出だしからただならぬ雰囲気で迎えてくれます。
踊り場から見るとこの歪み具合ですよ!車で走りながら見てたら中央部分がゆるやかに凹んでるのかなと思ってましたが、よく見ると2か所が盛り上がってます。
「おうっ!手すりがくねっておるわい!」予想以上にくねってたのでテンションが上がり気味です(笑)
子供の頃に縄跳びを地面に置いてピュっと波打たせた時みたいに見えるのはワタクシだけ?(伝わるかな)
実際に歩くと遠目で見る以上にクネクネした勾配で、柔らかい素材で出来た長い板が波打ってるようです。そう、ジェットコースターに乗った時に見えるレールがこんな感じですよね。
ひび割れのような筋がありますが、まさか無理からくねらせた代償ではないですよね(絶対にない笑)
ユニクロ側からみると向こう側の波の方が高いのがよく分かります。
瀬戸内海の波を表現しているのか、はたまた最初は水平だったのが年々沈んでるとか一通り考えながら歩道橋を降りていると・・・これだ!
高くなってるところの下に電線が通っていて、ちょうど電線を避けるように高低をつけてるように見えます!ということは・・・
元々は電線が先にあって、後に歩道橋が必要になったので電線を避けるように勾配をつけて造った
もっともらしい考察ができました♪
考察が合ってるのかどうか、歩道橋の事をよくよく調べてみると、なんと!「PC3経間連続吊床版橋」という構造を使用した日本で唯一の歩道橋らしい事が判明!難しい名前で詳しいことはよくわかりませんが、日本で唯一の歩道橋を渡ってたんだなと振り返りながら、先程はひび割れがどうとか失礼しました。
周囲の景観との調和も含めてこの構造が採用されたみたいなので、瀬戸内海の波を表現しているという考察もあながち間違いではないんじゃないかと(笑)
見た目は綺麗なので最近できたように思っていましたが、完成したのは1991年で、すでに30年以上経ってるんですね。
日本で唯一の歩道橋と知っていたら何年間もためずに、もっと早く調べにきたのに。次に歩道橋を渡る時はしっかりと踏みしめて歩きます!ひび割れない程度に(笑)
本家本元の瀬戸大橋も耐震対策をしてますけど、こちらも埋立地にあって振動をいつも受けているはず
です、日々車の往来が有る所なので事故になる前に対策してほしい
耐震対策大丈夫なのでしょうか
車の往来激しい所ですし、埋立地で日々振動を受けてるはずなので、その辺り、事故が起きる前に対策してもらいたいですね
全国初のPC3径間連続吊床板橋
一応この付近のランドマーク的に建てられたのですが忘れ去られてるのですね。
橋台は、吊り橋のアンカーなので丈夫なマスコンクリートになっています!
運転手へ目立ちにくく、圧迫感を柔ける為の吊り橋工法(ケーブルは床板の中)かな。
側道の関係で左右非対称になっています。
日本で唯一の珍しい、歩道橋ですか。