讃岐富士こと飯野山も紅葉シーズンに入り、平日もたくさんの人が来られるようになりましたよね!筆者も少し時間があったので立ち寄ってみるとある物体を発見したんです。
飯野登山口の方から入ると車を駐車できるスペースがあり、その裏手には写真のように人が登れるいろんなルートがあるんですよね。その中でも今整備されてる階段沿いにどっしりとした鉄の塊が目に飛び込んできました。「なんすかあの丸い塊」と近づいてみるとその正体がだんだん明らかに・・・
ほうほう、なんか神社にありそうな歴史ある何かに見えなくもないですね。銃口を向けられてるみたいで小さな穴から何か出てこないかと少々ビビってましたが(笑)
全体がサビついたような色味で、ぐるっと見て回ると穴だらけ!さっきの1個だけじゃなかったんですね(汗)
その大きな穴から草?が飛び出てて花生けのよう。
一体これは何なのか・・・と好奇心がうずき、すぐさまGoogle先生に尋ねてみたところ・・・
五右衛門風呂
えっ、これがあの五右衛門風呂!?五右衛門風呂といえば、昔ながらのカマドに釜と上に桶を取り付けた風呂のことですよね?でも、ここにポツンと置かれたこの風呂、穴があちこちに開いていてこれでは湯を張るどころかスッカスカで一瞬で水が抜けてしまう始末。どう見ても「風呂」というよりは「歴史の置き土産」といった趣で「飯野山の自然アート展」にでも出品されそうな存在感を放っています(笑)
更にネットで調べたところ、五右衛門風呂の種類は「マル廣長州風呂」といわれるものらしく、この形は小判型になるそうです。上の穴には棒状の排水パイプを取り付けて排水してたんだとか。
そういえば、ここからほど近い場所には野外活動センターがあるんですよね。もしかして、この五右衛門風呂はかつてキャンプや野外調理で使われていたのかも・・・?にしても、なぜそのまま放置になってるのか謎多き存在ですね。いつからあって、いつまで残り続けるのかこっそりと見守りたいと思います(笑)
何故こんな場所にあったのか?
その方が気になりましたよ。
ゴミは、自分自身で、きちんと片付け
しましょうね!!