坂出市の沙弥島で2024年5月12日(日)に開催される「第37回 狭岑島(さみねのしま) 万葉茶会」についてご紹介します。
「狭岑島 万葉茶会」について
坂出市の「沙弥島」が柿本人麻呂ゆかりの地といわれてるのはご存知でしょうか?
柿本人麻呂と狭岑島
万葉の歌人柿本人麻呂が讃岐を訪れたのは持統天皇時代の690年頃とされています。西国に朝廷の使者として赴き、丸亀市金倉川河口付近にある讃岐国の中の水門から船出して都へ向かう途中に風波を除けるために「狭岑島(沙弥島)」に立ち寄りました。
狭岑島(さみねのしま)は、沙弥島(しゃみじま)の古い読み方です。
万葉の島
ここで、たまたま海岸の岩の間に死者を見つけ、その時に詠んだ歌が地元で親しまれてる「玉藻よし・・・」で始まる長歌です。坂出の縁が生まれ、沙弥島が「万葉の島」とも呼ばれる由縁になっています。
万葉茶会
文学愛好者たちも多く訪れる場所でもあり、「万葉会館」では、万葉歌を刻印した茶器や沙弥島古墳の土器をイメージした茶道具などを使って趣向を凝らした茶会が毎年開かれてます。
今年は坂出市名誉市民松浦元坂出市長の「崇徳院の魂」講演終了後に茶席があります。
開催日時
2024年5月12日(日) 10:00~15:00
場所
万葉会館 (坂出市沙弥島70-1)
駐車場
臨時駐車場が沙弥島万葉会館バス停東隣に設けられてます。
イベント内容
- 講演 10:10〜11:10
松浦稔明氏(坂出市名誉市民) 演題「崇徳院の魂」 - 茶席 11:10〜15:00
市民煎茶グループ曙 大塚翠章 社中一同
こども煎茶あけぼの会
※1席あたり30分程度です
※どなたでも参加OK
※椅子席もご用意しています。
※来場時間によっては、お待ちいただく場合があります。
茶券
お茶券:300円
【前売り券】
坂出市教育委員会文化振興課
坂出市久米町一丁目18番20号 坂出市教育会館1階
電話:0877‐44‐5036
【当日券】
万葉会館にて販売予定
茶会を通じて万葉の歌や歴史に触れながら、お茶を楽しんだり、古墳や史蹟が点在する美しい島内を散策したりと、いにしえの人々の思いに想いを馳せてみる趣深い一日を過ごしてみてはいかがでしょうか?
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◇ 第37回 狭岑島 万葉茶会
開催日時:2024年5月12日(日) 10:00~15:00
場所:万葉会館 (坂出市沙弥島70-1)
駐車場: あり (沙弥島万葉会館バス停東隣)
お問い合わせ: 0877‐44‐5036 (坂出市教育委員会文化振興課)
関連リンク:坂出市 公式サイト
※開催日時・イベント内容等は記事作成当時のものです。