なんと一部の方からの熱烈な!?応援もあって、まさかの「橋の下には何があるの」シリーズ第2弾を楽しみにしていた皆様!おまたせ♪ 第2弾はカテゴリが復活したので無理くりクイズ形式で楽しんでいただきます!今回はどのような歴史と文化が詰まっているのでしょうか!
橋ってそこを渡る時や遠目で見た時は名前はともかく「どこそこの橋」と認識してますよね。でも真下から覗くことってそんなにはないと思います。
なので1問目はそんなクイズです。
第1問:この橋の名前は?
- 1丸亀大橋
- 2京極大橋
- 3平成大橋
- 4瀬戸大橋
裏から見ると左右対称のデザインをしていて美しいと表現してもいいかも。まあ、裏側をわざわざ見ることなんてなかなかないですよね。
2枚目の写真が特にヒントになりそうです。右側の小高い山は青の山、そして左側の丸い建物が旧うちわミュージアムですか。近所の方は橋の下側から向こうの景色が見えたりもするのでわかったかも。
裏側は角張ってたのに表は綺麗な水色のアーチをしてますね。
最初に北側の橋が昭和63年に造られ、その後交通量の増加によって南側の橋を増設し現在の形になったそうです。丸亀市は京極氏の城下町であり、藩主に因んで京極大橋と命名されたようです。
そしてこの近くといえば、丸亀市民にはおなじみのあの灯籠ですよね。
続きまして第2問!
第2問:この近くにある灯籠の名前は?
- 1太助灯籠
- 2佐助灯籠
- 3新之助灯籠
- 4伊右衛門灯籠
京極大橋の麓(麓というのか概念を拡大解釈して)にある、すごく有名な「灯籠」ですね。旧金毘羅街道の出発点として1838年に作られた灯籠です。
この灯籠を目印にして丸亀港に入港し、金毘羅さんを目指したのでしょうね。今でいう「クラウドファンディング」のように1,000人以上の方が寄付をしたみたいで、その中で一番多く寄付した塩原太助さんの名前にちなんで「太助灯籠」と呼ばれてるようです。
高さは5.28メートルで、比べるならキリンと同じくらいの大きさですかね~。今思えば近くに行ったときにキリンみたいな大きさだな~って感じた気がします(笑)
ここ太助灯籠からみなと公園を通ってぐるっと西側に回るとポツンと小さな神社を発見!
普段、この周辺は車でしか通らないのでこんなとこに神社があったなんて知りませんでした。
この神社、海の守り神としてまつられことから京極船◯神社といいます。
第3問:「京極船◯神社」の◯に入る漢字は?
- 1屋
- 2旅
- 3魂
- 4神
読み方は何て言うんでしょうか?「きょうごくふなたま神社」と、うどんのメニューにありそうな読み方をしてしまいましたが正解はなんと読むんでしょうね。
もう一度橋の下に戻って再度見上げると大きいサスペンションのようなものが目に入りました!大きな橋には大きな部品が必要なんですね。
橋を支えるためにあるのでしょうか?坂出の橋は鎖っぽいものでしたが、橋によってちがうんですかね。そして、この時点で気付いちゃったんですが実はこの京極大橋は左右対称ではないのです。1問目のクイズで左右対称で美しいと言っていた自分を懲らしめたいですね。よ~く見ると大きいサスペンションの数が左右で違うんです。北側(海側)は4本、南側(港側)は5本あるんですよ。
これもクイズにしましょう!
第4問:左右で大きなサスペンション本数が違うのはなぜ?
- 1付け間違い
- 2数え間違い
- 3道路の車線数の違い
- 4歩道があるかないかの違い
なるほど、たしかに歩道といっても全長を考えるとかなりの力がかかるんでしょうね。
2番だとしたら私どうかしてます(笑)
じつは港側だけ歩道があるんですね!毎日車で通っているのに知らなかったというか意識して見たことがなかった(笑)。歩道の分陸側は道路の幅が広くなっています。皆さんは歩いて渡ったことありますか?
歩道の一番高い所から見ると「太助灯籠」やデートスポットになっているという「みなと公園」がよく見えますね。デートする方は橋の歩道から見られないように気を付けて!
その他にも橋の周りを歩いていると、これなんだろうってものがありましたので一挙公開!
手すりにかかっているこれ、長~いロープですね。かなりの長さがありそうです。この先には船上タクシー屋さんがあるので船を繋ぐためのものですかね。
橋の東側には謎の物が。50センチくらいのコンクリートに木の棒が固定されています。見つけた時に「おっ!枕木の一部か」と無理やり思ったんですがどうみても違いますね。
遠目だと気づきにくい歩行者用のトンネルがあります。橋の向こう側と行き来するためですね。
この鎖は!以前坂出の橋の時にも紹介した大きな鎖です。不思議なのはその下に駐車場の枠線と車止めブロックがあるんです。えっ?ここに車停めてたの?ボソッと心の声が漏れました。今はガードレールで塞がれていますが、そうとう平たい車じゃないと屋根擦りますよね。
京極大橋の下にも(ちょっと下の概念が広いけど)いろいろな歴史が詰まっていました。そして何より美しい橋だなぁと気づくことができましたね。いやーこれは第3弾もありえるのかな?