車や徒歩で普段から存在は知ってるけど、奥まで行けば何があるのか知らない通りってありません? まあ普段の生活にはあまり関わりがないし「まあいいや」でスルーしてる方が多いんじゃないかと。私も頭の片隅でちょっとは気になってる通りはあっても「そんなことよりも」という他に優先すべき用事やら行き先があって毎度スルーしてます。
今回紹介する場所は普段の生活ではほとんど利用しないところですが、マップなどで存在くらいは知ってる方もいるかもしれません。でも生活圏がある街からはそれほど離れた場所ではないのですけどね。
まずはパブリックプラザ丸亀から北に走って「蓬莱海浜公園」に向かいます。この直線道路ですが短いようで「まだあるん?」て思うくらい意外と距離があるんですよ。
海のすぐ近くにある緑が多い公園で、ワンちゃんとのんびり散歩をしたり、トイレもあるので親子連れやカップルの憩いの場としても利用されてるところです。丸亀近辺にお住まいの方であれば一回くらいは訪れたことがあるかもしれませんね。
ちなみに私は地元ではなく、行ったことがないためづっと工場しかないと思ってました・・・今回が初訪問です!
公園のことばかり話に聞いていたので、頭の中で勝手に途中からは緑の森を抜けて走るのかと思ってましたが到着寸前までは工場地帯でした(笑)
工場地帯を抜けきると突き当りにロータリー、その周囲に駐車場があって奥に緑の公園が広がっています。今日は平日なので貸し切り状態です。
車を置いて公園に入ると思いだしました!夏前でしたか、他の方がここを紹介してくれてましたっけ。あのごっつい動物像が居座ってるとこです。これクイズにしちゃいましょう!
第1問:その動物の像は?
- 1アオリイカ
- 2ライオン
- 3キリン
- 4サワラ
釣りをする方は細い通路を使って公園を抜けて海に向かうと思うので、この像のところは知らぬ間にスルーしてるかもしれませんね。まるつー記事を日頃読んでる読者には簡単でしたね。
かなりのカメラ目線。結構リアルに作られていて、顔の大きさと表情から作成した人の情熱が伝わってきます。
1989年に寄贈されたライオン像は2つあって、1体は木々に隠れかけて同化しそうです。頭や顔に穴が空いてかなり傷んでますが長い歴史の中で一回くらいケンカとかあったんですかね。
「蓬莱海浜公園」に関する記事はこちら↓↓↓
丸亀市蓬莱町の公園にライオンが生息してる⁉砂場が消えた公園
公園を北に抜けると瀬戸内海が広がっていて、登れるか登れないか絶妙な高さ(2メートルくらい?)の防波堤がミニチュア版万里の長城のように東西に永遠と思えるくらいに続いています。よくこんなの造りましたね。ここに到着するまでは端までくまなく歩こうという決意が揺らいできます(汗)
歩きはじめるのを少しでも遅らせようとここで立ち止まって無理からクイズを出しましょう(笑)
第2問:防風林に使われてる木の種類は?
- 1杉
- 2りん木
- 3松
- 4猪
無理から出題なので簡単でしたね。県内には津田の松原もありますからね。松は元々海岸近くに生育していて枝も太く潮風に強いから利用されてるそうです。
なんですかこれは!さっきまで緑と防波堤が続いていたところに急に見慣れた人工物が現れました。松林ならぬ電柱林か!こんなに電柱が密集してる場所もそうそうないですよね。じゃあこいつもクイズにしますか。
第3問:何のために立ってる?
- 1大量の電気を送電
- 2大量の応援幕を設置
- 3大きな看板を支える
- 4瀬戸内芸術祭のアート作品
写真で見るより実物の迫力は相当ですよ。さっきのライオンの記憶はとっくに薄れてますし。
ケーブルに注意するようにという看板を支えていたんですね。海に向かっているのでこの辺りを通る船が確認するんでしょうかね?一文字が1メートルはありそうな大きさですが、かなり遠くの船からでも確認できるでしょうね。看板を支えながら一文字づつに証明がついてるので本来の電気を送電する役目も果たしてるようです。
同じような風景を見ながら歩くこと10分、いや15分、体感では30分くらい・・・景色が変わらないので長く感じますが、なんだかんだでようやく防波堤の端に到着。
目の前に広がる瀬戸内海は絶景です!歩いてきた方向に振り向くと帰りの歩きがあることを再認識して嫌気も・・・
瀬戸内海は海の中でもたくさんの島が浮かぶ珍しい景色が人気で、ここからでも近いところから遠いところまでたくさんの島が重なり合うようにしてあります。霞んでる遠くの島とは別に目の前にひときわくっきり見える島がありますね。
第4問:あの島の名前は?
- 1上真島
- 2下真島
- 3右真島
- 4左真島
なんとこの島、クイズとして扱われるのは今回で2回目という名誉です!(かぶっただけ笑)
以前のクイズでは上真島が何町になるのかを検証していました!ちなみにひょっこりひょうたん島のモデルは岩手県大槌町の蓬莱島だという事です。
以前のクイズはこちら
富士見町沖の無人島の住所は、丸亀市何町なの?【まるつークイズ】
いよいよ防波堤沿いの冒険も佳境を迎えています!長期間やってたゲームも終わりが見えた時に達成感と寂しさの両方が襲ってきた思い出が蘇ってきましたよ。
この長い旅の先には何があるのか、出題です!
第5問:防波堤の先にあったものとは?
- 1幸せの黄色いハンカチ
- 2情熱の赤い灯台
- 3恋が終わる?黒いコスモス
- 4突然変異の白いカラス
いくつかわけのわからない選択がありましたが、先日ピンクのバッタを紹介したばかりだし白いカラスもありえそうですね。
海といえばこいつですね。灯台には赤色と白色があって、海の入口がわかるようにと海から陸地に向かって、右側に赤い灯台、左側には白い灯台が設置されています。これって世界共通のルールなんだそう。ということはこの近辺にも白い灯台があるんでしょうか?
防波堤にはこんな親切なハシゴまで用意してくれてます!登ると灯台まで行けるのでまずは防波堤のてっぺんまで意気揚々に登ります。
お次に向こう側をバック体制で降りようとしたところ、こちら側はハシゴを針金で固定してるだけでなんとも不安定!足をかけるとグラついて踏ん張りがきかないのと片手で持ってるスマホを落としそうで少し恐怖です(汗)
やっとの思いで灯台前に到着、といっても1メートルも進んでいないんですけどね。
見てくれは高さ7〜8mはあるラスボスにふさわしい灯台です!近くで見ると意外にもイビツな形をしていて、上下をひっくり返せばポストにも見えそう。
開け閉めが大変そうな銀色の楕円形の重たそうな扉があり、しっかりと施錠されていますが何が入ってるんでしょうね。
正式名称は「丸亀港蓬莱町防波堤燈台」
初点昭和51年1月とあるので、この場所で48年間も光を灯し続けているんですね。
遠くを眺めるとはるか向こう側の防波堤の先に灯台らしきものが見えます。近いようで実は10倍ズームで撮影しているのでほんとはかなり遠いんですよ。もしかしたらあれが先程言ってた白い灯台!? 距離的に見なかったことにしましょう(笑) 今歩いてきた距離の倍以上はありそうですし・・・
赤い灯台って歌にもなっていたり、なぜか人を惹きつけるんですよ。まあいくら惹きつけられても疲れがあると「また今度」になるんですけどね。
平日は外回りの方々がお昼寝に駐車されていて、人に見つからない場所をみなさんよくご存知のようで感心します(笑)
小学生のころ、友達とよく釣りをした場所。
当時とほとんど変わらずでびっくり(笑)