この記事は2019年7月25日に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。
こんぴらさん表参道の「敷島館」がリゾートホテルとして復活してる。共立リゾートの運営で8月9日(金)プレオープン
琴平町の金刀比羅宮表参道に以前あった旅館「敷島館」が、リゾートホテルとして復元されたと聞いて見に行ってきました。
場所はこちら ↓↓↓
県道207号琴平停車場琴平公園線沿いの「金陵の郷」の西隣で、向かいには「杉養蜂園 金刀比羅店」「凸凹堂 金毘羅」があります。表参道ですから参拝客の皆さんがいっぱい歩いていますが、県道なので業者さんの車なども普通に通ります。通行の際はお気をつけください。
敷島館とは
「敷島館」は、金刀比羅宮の表参道に17世紀前半に創業した旅館です。旅館としては、観光客の減少などで2002年に廃業しましたが、建物はその後琴平町の持ち物となり、そのままの状態で残されていました。2004年には、明治時代に建てられた木造3階建て、入母屋造りの本館が国の登録有形文化財に指定されましたが、その後解体され、建材だけ別の場所で保管されていたそうです。
文化庁の文化遺産オンラインで、当時の姿を見ることができます。
共立メンテナンスが購入
その後、ホテルや旅館を全国展開する「共立メンテナンス」が、古材を使って文化財の価値を残しながら敷島館本館を復元することを申し出て、2007年に琴平町から購入しました。そこから10年以上の年月をかけて再建、このたび「御宿 敷島館」として生まれ変わりました。
共立メンテナンスとは
1979年に食堂受託事業を開始し、その後関東を中心に社員寮や学生寮の運営をしながら成長、さらに外食、ビジネスホテル、リゾートホテル、シニア向け住宅と事業を多角化させています。
香川県ではあまり馴染みのない会社ですが、高松市にビジネスホテルの「ドーミーイン高松」があります。リゾートホテル事業では、今回の「御宿 敷島館」が四国初進出となります。
現地の様子
施設はもう完成していて、スタッフさんが内装品等を運び込んだり、細かい所を清掃したりしていました。
バシャバシャ写真を撮っていたら、お美しい仲居さんが「お邪魔でしょうから、もう少しで車を移動させます。お待ちいただけますか?」と声をかけてくれました。でも、待っていたら私の駐車料金が跳ね上がるので、お礼だけ言ってすぐ帰りました。ありがとう仲居さん。
とても綺麗になっていますが、確かに造りは懐かしの敷島館本館そのままです。
お隣りの「金陵の郷」さんから、奥の宿泊施設の外観が見れました。客室からの見晴らしも良さそうですね。
共立リゾート公式サイトに、プロのカメラマンが綺麗に撮ってる画像がいっぱいありますので、そちらもご参考になさってください。
新しいリゾートホテルにお安く泊まれるチャンス
現在、9月14日のグランドオープンを前に、プレオープンモニタープランで、通常価格より安く宿泊できるようです。
少なくなっていますが部屋数も残っているようですので(7月25日現在)、この機会に真新しいリゾートホテルに泊まって温泉や料理を満喫し、ひとときの贅沢を味わってみてはいかがでしょうか?
「御宿 敷島館」の公式サイトのプラン一覧からご予約ページに飛べるようになっています。
住所:〒766-0001 香川県仲多度郡琴平町川西713-1
電話番号:0877-58-8005(予約)
チェックイン:15:00
チェックアウト:11:00
駐車場:あり(45台)
関連リンク:「御宿 敷島館」公式サイト
※営業時間・価格等は記事作成当時のものです。