この記事は2023年3月3日に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。
丸亀市風袋町の「城北温泉」が2023年2月7日(火)に閉店してる。丸亀市内最後の銭湯
丸亀市風袋町の市内最後の銭湯「城北温泉」が2023年2月7日(火)に閉店しています。
地図だとこちら↓↓↓
2023年2月27日(月)の様子
日曜を除いて15:00~21:30まで営業されていた丸亀市内最後となる銭湯が残念ながら閉店していました。
入浴料は大人400円、子供150円、幼児60円でタオルも10円で貸し出ししていただけるので、ふと立ち寄った際でも利用できる銭湯として長年地域内外のお客様から愛されてきました。
近年ではサウナブームもあり、サ活をされている方も銭湯のサウナルームを満喫されていたようです。
店舗隣の駐車場は途中からできたもので、昔は自転車のお客さんが多く利用していました。
閉店について
いつも暖簾がかけられていた場所はシャッターが閉じられ、そこに閉店に関するお知らせが記されていました。
諸事情により閉店することと永年ご愛顧いただいたお客様に感謝を述べられています。
また、お持ちの「回数券」は返金いただけると書かれていますので、一度ご連絡ください。
店内の様子
店内はレトロな扇風機や椅子、棚、薄ピンク色の絨毯にロッカー、甘くて美味しいママイやフルーツ牛乳などが陳列されていた冷蔵庫など、全てのインテリアや装飾が昭和の懐かしい雰囲気を漂わせています。この冷蔵庫やロッカーなどは40年以上も現役で頑張ってたそうですよ。ちなみに中央に写る青い台は小さなお子さんの体を拭いてあげる時などに利用されていたものです。
この空間に訪れた方は、昭和にタイムスリップしたかのような感覚になることがあったようです。
浴室はタイル張りで、これぞ銭湯という富士山が描かれた「銭湯壁画」があり、最近のおしゃれな内装とは違うのが今となっては新鮮な感じがしますね。
お風呂は大きめの浴槽と小さい薬湯、75度に温められた小さいサウナと水風呂がありました。
蛇口も昔ながらのプッシュ式でお湯と水が平行ではなく少し段違いに配置されていたのもここの特徴ですね。
写真には写ってませんが、銭湯入り口横にはガラスで囲まれた年代物の大きな観葉植物も飾られていました。
場所
「城北温泉」は、お店の方もとても温かく、お風呂上りにはヤクルトをくれたりとサービスまで気持ちのいい銭湯だったので閉店後にはSNSなどで惜しまれる声が多く上がっていました。
城北温泉が閉店したことで市内には銭湯がなくなってしまいましたが、中讃地区であればまだ坂出市の「やなぎ湯」、琴平町の「かまぶろ温泉」があります。
残り少なくなった銭湯をできるだけ守っていきたいですね。]
「城北温泉」に関する記事はこちら↓↓↓
丸亀市内の銭湯が絶滅寸前らしい。城北小学校前の「城北温泉」が孤軍奮闘してる
◇ 城北温泉
住所:〒763-0001 香川県丸亀市風袋町157
電話番号:0877-22-4681
※内容等は記事作成当時のものです。