この記事は2020年3月7日に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。
【動画あり】善通寺市の「五条地下横断歩道」がLED照明に替わって明るくなったと聞いて夜中に通ってきた
善通寺市原田町の国道319号にある「五条地下横断歩道」ですが、蛍光灯からLEDに照明が切り替わり、3月6日(金)から供用が開始されたそうです。
昼の地下歩道(3月2日)
入口はこんな感じです。計8カ所あります。
地下歩道は井の字型の構造になっています。あと、ちょっとおしっこ臭い。誰か中で立ちションしたやろ。座りションかもしれんけど。
この日には照明の入れ替え工事は終わっていましたが、一部の照明が点滅する不具合が出たとかで、半分だけ消して色々と調整中でした。なので昼でも暗かったです。
夜の地下歩道(3月5日)
両サイドの照明が点灯していましたので、昼間より明るく感じました。
真新しいLED照明がピッカピカに光り輝いていました。
等間隔に非常ベルがありますので、身の危険を感じたら迷わず押してください!(当然ですが、いたずらで押さないでください)
それにしても、押釦(おしぼたん)が漢字表記なのに時代を感じます。
工事の経緯
なぜLED化したのかについて国土交通省四国地方整備局にお伺いしたところ、単に「暗いから」という理由ではなく、「定められた照度を確保しながらランニングコストを下げるのが目的」で、LED化することで明るくなったのはあくまで「結果的」とのことでした。
実際に通ってみた
結果的に明るくなった地下道ですが、やっぱりうどんも地下道照明も「できだち」が一番ですよね?
という訳で、工事完了直後に通ってみました。照明のありがたみを感じるため、わざわざ夜中に行ってきましたよ。
チリンチリンにまず激しくビビリ、背後から聞こえる駆け足の音に著しく恐怖を感じましたが、多分相手も同じ心境で「誰かおる!」と思いながら地下道を駆け抜けて行ったんだと思います。
教訓としては、いくら明るくなっても夜の地下道は怖い、ということですかね。防犯ビデオは回っているそうですのである程度は安心ですが、近くにおまわりさんがいるかいないかでだいぶ安心感が違いますから、早く龍川駐在所の完成が望まれます。
龍川駐在所の建替え工事についてはこちら。↓↓↓
善通寺市の「龍川駐在所」が新しく建て替わってる。3月26日(木)から駐在所として再稼働するみたい
五条地下歩道とは?
ここまで書いて今更感はありますが、五条地下歩道について簡単に解説を加えておきます。
五条地下歩道とは、国道319号善通寺バイパスの五条交差点の地下に作られた地下歩道です。供用開始は昭和62年12月10日で、善通寺バイパスの開通と同じ日です。その6日後の12月16日に高松自動車道善通寺IC~三島川之江IC間が開通していますので、それらと一環した事業として整備されたのだと思いますが、「なぜ地下道にしたのか?」という経緯を国土交通省四国地方整備局に投げかけてみたところ、「古い資料を調べてみないとわからない。年度末で人事異動等でバタバタしているので時間をください」とのことでした。このような地下歩道は高松市内には結構ありますが、中讃地区はここだけにしかないので、どういう意図があったのか知りたかったのですが聞くタイミングが悪かったですね。
ちなみに、既におじさん化しているまるつースタッフのhirok@まるつーも、子どもの頃に善通寺から郡家のおもちゃ屋さんの「ユイ」まで自転車を漕いでゲームを買いに行く時、心躍らせながらこの地下歩道を通っていたそうです。小学生がウキウキで地下歩道を駆け抜けている姿が目に浮かびますね!
でも、自転車で地下歩道を通る時は、どんなにウキウキしてても自転車を押して通行してくださいね!(連れ去り案件にしか見えないイラストがめっちゃ怖いですが)
場所
地図だとこの交差点の地下です。↓↓↓
国道319号善通寺バイパスと、県道18号善通寺府中線が交差する五条交差点の地下です。