商店街のようなちょっと古い建物が並んでる場所ってこういうレンガ調の外壁タイルを見かけることがありますよね。こういう素材を使った建物ってレトロ感があって個人的に好きなデザインの一つなんですが、この前を歩くたびに何かひっかかる気がしてまして。そう、飲食店の爪楊枝入れに1本だけ飛び出てる時のように。
意を決して(大げさ)立ち止まってみると、部分的に崩れてる外壁タイルと斜め下の位置に謎の蛇口が出てるんですよ。
これがあった場所は、丸亀市通町商店街の北側にあるこの建物の階段横にある壁?みたいなところでした。普段はあまり気に留めないような場所でも、少し立ち止まって観察すると新しい発見があるものです。
でも全体を見てみるとこの部分だけで他のレンガは無傷です。なぜ?
そもそも、ここって何のお店でしたっけ?屋号がオシャレなデザインなんでちょっとあってるかわかりませんが名前は「Needs」って書いてあるみたいです。見た感じは喫茶店やバーっぽく見えますが、なんのお店か知ってる方がいたらぜひ教えてください!
ちなみにもっと昔はシャッターが降りてるところに雄峰堂書店があってタイルのところまで雑誌棚が置いてありましたっけ。その2階にはピラフが美味しかった喫茶のパンプキンがあったような。
話は戻って、中央上にあるこの崩れてるタイルですが、よく見るとこの部分にだけ何かを固定していたんじゃないかと思うような形跡が。4本の錆びた鉄っぽい何かが飛び出てるのと、その周囲に黒っぽい影が残ってるんで何かがあった感じがしますよね。蛇口に関係するものがあったとして考えると、看板的なものとか照明とかそんな感じですかね?
蛇口は使えない
そしてそこから斜め下にある蛇口は、今はハンドルを外して使えないようにしてあります。昔は普通に水が出るようになってたんですかね?
それにしても低いよ。
手洗いというより足洗いのような低い位置に付いてるんですよねこれ。一体何の目的で使ってたんでしょうか・・・
何に使われてたのか考えてみた
商店街に市場があった?ころにできてたものであれば、野菜や魚を洗うために使ってたか、もしくは防火対策として非常時にバケツに水を汲むために使われていたのか。まさかこの横にあったスーパーイレブンの鮮魚コーナーがここから水を引いていたってことはないですよね(笑)
商店街っていう立地を考えると店舗や商店街の掃除用の水を供給するための蛇口だった可能性もありますかね?
どこから水を引いていたのかも気になるところです。
何か知ってる方がいたら情報を待ってます!