首切峠で寒さか恐怖なのかわからない体験

まんのう町 首切峠 お地蔵さん

「首切峠にあるお地蔵さん」という言葉を聞いて、皆さんはその場所に行ってみたいと思いますか?

ワタクシは思いません!

首切峠は県道17号線の整備された道にあるんですが、その道を少し山の方に入ると旧道があって、そこにお地蔵さんがいらっしゃるというお話を聞きました。小心者の多いまるつー編集部は誰が行くかで大揉めしたあげく、ワタクシに白羽の矢が立ちました。
もちろん一人でいく勇気はなく同伴者を誘い、しかも晴れた日の昼間に行くという少しでも恐怖を取り除こうと徹底した作戦で、いざ出発!

まんのう町 首切峠

県道17号線をまんのう町から綾川方面に車で走ると、緩い左カーブを曲がった先のちょうど峠の頂上付近に山の方に登る鋭角な曲がり角を発見!どうやらここを上がると旧道に入れるようです。

まんのう町 首切峠 小屋

また道幅ギリギリの山道を登るのかと憂鬱な気持ちでしたが、舗装もされてガードレールもあり、なんだか綺麗な道だと安心してギュインと曲がり少しだけ坂道を登ると、すぐに小さな小屋が視界に入ってきました。

まんのう町 首切峠 小屋

昼間とはいえ道を一本山側に入ると急に周囲が静まり返り、木の葉が擦れる音や枝が折れる音、自分の足音までが気になり始め、だんだんと恐怖心が沸き上がってきます。しかもさっきまで晴れてたのに太陽が隠れて周りの空気がひんやりとして悪寒が走りました。
すっかり雰囲気にのまれたワタクシは恐怖心を抑えるために「寒いのは気のせいだ、気のせいだ」と何度も自分に言い聞かせ歩いていたのですが、小屋の近くに来ると同伴者が「寒い!」と言い出し、スマホの温度計を見ると単純に他よりも気温が低いというだけで霊的なものでなかったと少し安心しました(汗)

まんのう町 首切峠 お地蔵さん

小屋の前で一礼してから写真を撮り始めます。礼儀はしっかりとしとかないと(怖いから)と思いながらも表情がかなり強張ってたと思います。

まんのう町 首切峠 小屋

小屋自体はブロックの基礎の上に建てられ、柱も太く頑丈そうな造りですね。

まんのう町 首切峠 お地蔵さん

まんのう町 首切峠 お地蔵さん

石に彫られたお地蔵さんは結構な年月が経っているように見えます。最近誰かが訪れたのか、お供えのお花は綺麗で半分燃えたお線香も形が残って、定期的にお手入れをされている様子ですね。首切峠という場所にあるお地蔵さんという事で、もっと怖い不気味な雰囲気を想像していたんですが、ちょっと拍子抜け感があって残念なような安心したような不思議な感覚でした。

まんのう町 首切峠 穴

小屋の周りを探索していると、すぐななめ後ろに直径4~5センチの謎の穴が空いた木を発見!

まんのう町 首切峠 穴

「キツツキちゃう?」と同伴者が推測してますが、この穴一つじゃないんです・・・目線の高さくらいから到底手も届きそうもない2~3メートル上の方まで同じくらいの大きさの穴が間隔をあけて点在してます。
他の木も観察したのですが穴が空いてるのはこの木だけ、何のための穴なのか知ってる方いませんか?

まんのう町 首切峠 旧道

ここから先はあまり人や車の入った形跡がありませんが、ぐるっと回って元の県道17号線に繋がっているようです。

まんのう町 首切峠 電柱

ふと見ると杉林のなかに杉と同化しそうな電柱が立っていました。周りの木に侵食されているように雰囲気が同化してしまってて、しばらく電柱に気づきませんでした。

まんのう町 首切峠 猪の罠

現在も稼働しているのかはわかりませんが、猪を捕らえる罠があります。霊感の皆無なワタクシには見えないお化けよりも野生動物のほうが怖いですよ。

昼間来たのが正解だったのか、それほど怖さは感じませんでしたが、やはり夜は不気味さが増しそうですので、怖いのがお好きな方は夜をおススメしますが自己責任でお願いします!

まんのう町 首切峠 黄色い看板

最後になりますが、どうしても伝えたいことがあります。車で通る時は気にならないんですが、歩いているとこの黄色い看板も何かが溶けて液体が垂れたような不気味な雰囲気を漂わせていることが分かります・・・よーく見てください。真ん中あたりにある黒いシミのような跡が人の形に見えてきませんか?

まんのう町 首切峠 黄色い看板 人影

まんのう町 首切峠 黄色い看板 人影

いや、なんかちょっと「ジョジョ立ち」っぽい(笑)

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