先日、丸亀市の本島をふらりと歩いていたときのことです。天気もよくて、島の空気は穏やかで、風も気持ちいいな~と港までまったりと歩いて向かってる中、とある場所でふと足を止めてしまいました。この時船の出向時間まで残り7分。余裕はないけど止まらずにはいられませんでしたね。しかし体内のどこかで出向カウントダウンが小さく鳴り響き出してるので気持ちは焦ってます(笑)
目に飛び込んできたのは、一本の木。ちょうど桜の見ごろを迎えてきてる時期で、隣に咲いてる水仙と並んで春らしくて、普通なら素敵な光景やな~くらいなもんで終わるんですけど、「なんやこの木、めっちゃ色とりどりやん?」ってことに気づきました。
そう、よく見るとその木には「白」「ピンク」「赤」と、三色の花が咲いてるんです。
色違いの花がバラバラとじゃなく、いい感じに混ざり合って咲いてて、なんかもう一本だけで春の全部乗せ定食みたいな感じですね。
しかも周囲にはこの木以外、特に目立った花の木もなく余計にこの子だけ浮いてます。
「え、まさかこれって、3本植わっててたまたまそう見えてるんちゃう?」と思って幹のあたりをチェックしてみたけど、一本の木っぽい。近くまで行けないくらい草がすごくてこの距離での確認ではありますが・・・
これは自然のいたずらでたまたまこの年だけこうなったのか、そもそも桜なのか梅なのかもわかりませんが、周囲には人の気配がなくて聞けそうな人も見当たりません。そうこうしてると、船の便の時間も迫ってきていて調べたりしている余裕もなく、結局、木の名前も種類もわからないまま、体内の出向カウントが大きく響き渡ってるのでその場をあとにすることに・・・(泣)
でも本島に来て、こういう答えがわからんまま終わる感じも旅っぽくていいなと思ってしまいました(笑)
またいつか本島を訪れたときに、もし同じ場所でこの木と再会できたなら、今度はもう少しだけゆっくり立ち止まってみたいなと思いますね♪ その頃には何か名札が立ってたりして?
あります。芝桜の見ごろの時期と源平桃の開花時期がほぼ同じです。
ことができます。